2012年11月11日(日)於:札幌サンプラザ
2012年11月全日本鍼灸学会北海道地区学術集会で"背部兪穴の陰陽を調節する"と題して、講演と実技を行いました。2012年6月、第61回全日本鍼灸学会(三重大会)でポスター発表した"陰陽調節を考慮した背部兪穴の臨床応用に関する検討"の内容について実技公開しました。
これは、私の長年に渡る臨床経験によりわかってきた陰陽論で考える鍼灸取穴法の背部兪穴における応用例の数々です。
例えば、腰痛で腰椎4番外側の大腸兪附近が張って圧痛がある時、反対側の脾兪へ鍼又は王不留行の種子を貼ると即時に楽になるなどです。
当日の資料をご希望の方はご連絡下さい。
尚、当日モデルになった方から感想が寄せられましたので、ご紹介します。
* * * * * * * * * * * * * *
こんにちは、先月11日の学術集会で吉川先生の治療を体験した札幌青葉鍼灸柔整専門学校の宮本と申します。
先日は治療を体験する貴重な機会をいただき、ありがとうございました。当初は治療効果については半信半疑でしたが、治療を体験したところすぐに痛みが改善して驚きました。(王不留行の種子については以前学校の先生に見せていただいたことはあるものの、実際に治療を受けたのは今回が初めてでした)皮膚の上から貼り付ける種子はパイオネックスなどの貼り付ける鍼とはまた違った感覚でした。
また、今回の治療ではバランスを重視すること、頻繁に患者さんに質問を行い本人の感覚を大切にしていることが印象に残りました。割りと受け身な治療になりがちな治療院も多いですから。
今回の体験は非常に勉強になりました。また機会があればよろしくお願いします。
2012年12月2日
札幌青葉鍼灸柔整専門学校
宮本 秀明