研修・見学の方々からの声7


 

 ■昨年9月の、初めての研修では本当にお世話になりました。
 おかげさまで、この1年は目標をもって、勉強に治療活動に、取り組むことができました。
 30年余、鍼灸への目標も持たずに過ぎてしまったことを思えば、この一年は、十年にも値すると自負しております。今年も宜しくご指導お願い申し上げます。
〈この一年〉
(一). ボランティア活動
春や秋は各地で、イベントやスポーツ大会があります。鍼灸師会では、普及活動の一環として、「鍼灸体験コーナー」を設けて、参加します。私はそこに、積極的に参加し、研修で習ったことを、試みました。
 (二). 学習活動
古典を始め、鍼灸に関する勉強を、早朝学習で一年間、ずっと続けて参りました。少しずつ、力のついていることを実感しております。
 (三). 治療活動
 治療活動では、吉川先生の「マニュアル」を頭に描きながら、いろいろ試し実践してきました。「王穴」、「神経痛などでの背兪穴の効果」、「下合穴の治験」「陰陽交叉や子午の体験」など、学んだことが、実際の中で試され、治療効果に繋がりました。
 ごく最近では、こんな体験をしました。五十代後半の男性ですが、「ゴルフをやっていて、途中左下肢が痛くなり、ゴルフができなくなってしまった。」といって翌日、足を引きずりながら来院しました。ベッドに休んでもらって、左下肢の状態を調べました。膝を曲げたときに強い痛みを訴えました。そこで、取りあえず、右肘にと思って、右肘を調べようとしたら、「左官をやっているので、右肘はいつも痛い。」と言い出し、曲げるのが辛いということでした。それでもかまわず、「尺膚の経脈の皮膚感覚」を調べ鍼を貼り、左下肢の屈曲を調べました。痛みは多少あるも、膝の屈曲はスムーズにできるようになりました。その後。マニュアルに従い、募穴や兪穴、首周六合、腓腹筋の把握痛などを調べ治療し、温灸をしました。左下肢の状態は改善し、同時に右肘もすっかり良くなってしまいました。
 (四). 今回の研修の目標
 脈診、腹診、舌診、あるいは首周六合や腓腹筋の把握痛、経脈の皮膚感覚などが、身体の異常(病気)と、どのように繋がっているのかと、良く理解したい。「痛みを取ったり、動きが改善したり、気持ちが良くなったり」といった来院時の訴えが改善できても、「身体の中がどうなっているのか、どうして、そうなったか、これから今日の治療でどうなっていくのか」などが、よくわかりません。
 従って、今回も診断について、もっともっと勉強したいと思っております。
 診断や治療をしながら、患者さんにいろいろ説明している様子を、昨年とは又違った感覚で見学できればと思っております。

平成21年8月
中島 健太




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