研修・見学の方々からの声3


 

■この度はお忙しいにもかかわらず、時間を惜しまず、「いろは」から教えてくださり、本当にありがとうございました。
 この一週間は、私にとって誠に充実した一週間となりました。
 お年寄りから子供さん、男の人女の人、そして様々な疾患の患者さんを休む間もなく治療。まったく疲れを知らないように、右に左に、患者さん、職員、そして我々に、ひっきりなしに話しかけ動き回っている先生の姿には、本当に感心しました。
 一つの鍼を置くだけで痛みなどの症状が消えてゆくのを「すごいね、すごいね」と感激し、新鮮な気持ちで喜んでおられるのには、本当に驚きました。
 そして、先生のご主人をはじめ、鍼灸師の小野里さん、横井さんには、とても親切にしていただき、感謝しております。医師のH先生とは一緒に研修できたこと、大変助かりました。本当にありがとうございました。

(一) 「そこ!そこです」
まだ話もよくできない子供さんが、「そこ、そこ」と指で鍼を置くところを指摘する。「今日は鍼はいや、ローラー」などとも言う。それで眼が良くなっていく。付き添いのお母さんは、「この頃、眼に困っていないようです」と言っていた。患者さんは皆よく「ツボ」の名前を知っていて先生が「この辺りかな、この辺かな」と尋ねていると、「もうちょっと先かな、公孫かな」とか、「指の股のところ、行間かな」とか指摘する。先生と患者さんとの、こんな会話は初めてです。

(二) 「ほら、皮膚がしまって、ツヤツヤしてきたでしょう」
 背中が湿っぽい患者さんに、「皮膚が弱って汗腺が開いて、水っぽくなるのよ」といって、膀胱経の崑崙に鍼を置いた。「ほら、膀胱経を治療すると、皮膚がしまって、水っぽさがなくなり、皮膚がツヤツヤしてきましたよ」。また、心兪が力なくへこんでいた患者さんには「ほら、ここがへこんでいるのよ、心兪ね、『心(こころ)』の使い過ぎね」と、何気なく話す。
 もっともっと先生のそばで、治療されながら話されている言葉を聞いていたいと思いました。

(三) 「すっかりとれました」
 左心兪に鍼を置いて、右の心兪、肝兪、胆兪、大腸兪など、圧痛を調べて、「どうですか」と尋ねると、「上の方がまだちょっと」。先生は鍼をちょっとずらして「どうですか」と心兪附近を押します。「まだちょっと」。そこで更にちょっとずらします。こんなことを繰り返して、「どうですか」と尋ねて、「すっかりとれました。」と言ってくれるまで、鍼の位置をわずか1ミリでも妥協しない。
 私は「ツボは正確なのよね」という先生の言葉の意味がわかりました。

(四) 「これから勉強です」
 先生は「臓腑の働き」をしっかり勉強しなきゃね」と教えてくださりました。また、「陰陽」の見方考え方をしっかり確立しなければならないことを教えてくれました。
 65歳、ちょっと遅すぎるとは思いますが初めて鍼灸のすばらしさと、勉強の道筋が見えたような気がしております。  本当に、ありがとうございました。

平成20年9月14日(日)
中島 健太




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