研修・見学の方々からの声16


 

 ■三回目の研修とあって若干余裕ができたところで、今回はできるだけ、吉川先生の診察や治療の様子をしっかり見て、研修しようと心掛けました。

(一)「今日の状態」をくわしくたずねる
  カルテをみながら、「今日はいかがですか?」と患者さんに「現在」の状態や訴えをたずねる。それにこたえるように、患者さんはよくしゃべる。あっちが痛い。こっちがしびれる。手を挙げると痛い。夕べは眠れなかった等々、遠慮なくこまごまと話す。先生はそれらを一つ一つていねいに聞いてくれる。
  できるようで、中々できないことだと思いながら、みていました。

(二)診察を終えると、治療点を患者さんに選ばせる
  「どこがいいですか?」こう先生がたずねる。すると患者さんは、「湧泉」とか、「かかとのところ」とか、こたえる。
  これがおもしろい。患者さんと一緒になって、「そっちかな!」「こっちかな!」などといった会話がつづく。そして、そこに針を貼って、その「結果」を喜ぶ。
  治療中での患者さんとの対話は、「治療」が先生と患者さんとの協同作業であることを実感しました。

(三)消去法
  診察のときの「訴え」は、針を貼ることによって改善していく。一つのツボであちこちの症状が消える。
  今回は、この方法がすごく勉強になった。からだにあらわれた症状や反応を消していく「消去法」とでもいったらいいのでしょうか。

(四)「愁訴」を追っかけて
  よく患者さんの話を聞き、からだを診、皮膚感覚をよく調べ、今日の「愁訴」にこたえるように、追っかけて、追っかけて治療を終える。「それ内に有れば、必ずそれ外に形あり」と、病因を見抜いて治療にあたっているのだと思いました。

(五)「中医雑誌」を読み始める。
  先生のところで手に入れた「中医雑誌」の中の「中医学基礎概論」を読み始めました。
  今回の研修の中で得たテーマです。これからの一年は、この「中医学基礎概論」の読破を目標に決めました。
報告遅れましたが、この夏の「研修」、ご指導ほんとうにありがとうございました。さらに力をつけて、また研修にゆけるよう頑張りたいと思います。

2010年9月17日
栃木県鹿沼市
中島 健太




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