研修体験者の声


 
研修体験後の方々からの声を紹介します。
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その13

 ■3月10日の研修を終えて
 この度は研修で大変お世話になりました。
 札幌の講習会で吉川先生の陰陽太極鍼法を拝見してから強く興味を持ち、直々に先生から勉強をしたいと思っており念願の研修となりました。
 施術が始まると先生は相生相剋・子午の陰陽等の理論で治療法について丁寧に説明をして頂きましてとても解りやすかったです。そしていざ治療となると目の前で吉川先生が鍼を当てるだけで患者さんの募穴・首周六合・手足の経穴や腓腹筋の圧痛や反応が瞬時に消失していくので驚きの連続でした。
施術でも解らないことについて聞くと事細かく教えて頂き有難うございました。
 しかも患者さんの反応部各所を施術前と施術後に触らせて頂いて、手の感触と患者さんの反応でその変化を凄く実感出来ました。
また最後に初診の患者さんの施術に立ち会えたのは非常に幸運でした。
その患者さんは吉川先生の治療法とその効果に対して始めは不思議そうでしたが施術後は驚きとすっきりとした顔をして帰っていったのが印象的でした。

 千歳に戻ってきた後、知人に『家族に治療をしてもらいたい』と話があり私も初対面の人でちゃんと出来るか自信は有りませんでしたが、早速実技指導でも教えて頂いた治療法で臨みました。

 相手の人は32歳女性の方で、左手首尺側の痛みを主訴に冷え性と便秘症を持つ方です。いざ治療を始めると、首周り・募穴・腓腹筋などのはっきりと解る痛みが鍼を当てていくうちにどんどん消えていくのを感じて始終驚いた表情をしていました。
最後は耳鍼(王不留行子)をしてその日は終了としました。
後日、「仕事中に手首の痛みがあまり気にならない」という話を聞いて施術をした私自身が半信半疑状態でしたが、浅学な私でも僅かながら改善をできたのはとても嬉しかったです。そして吉川先生の治療法をこれからも益々学んで行きたいと思いました。

 都合上1日のみの研修となりましたがとても勉強になることばかりの非常に貴重な1日となりました。本当に有難うございました。
また機会を作り、研修を受けにお伺いしたいと思っておりますのでその時は宜しくお願いします。

2010年4月
千歳市 中山 昭男
(北海道ハイテクノロジー専門学校3年)


その12

 ■昨年の夏は、大変お世話になりました。はやいもので、もう半年が過ぎてしまいました。おかげさまで、勉強は途切れることなくずっと続けております。
 教えていただいた治療法をはじめ、いろいろ試みられるようになりました。その中での出来事といいますか、とてもいい「出会い」といったらいいのでしょうか、私にとっては、感動的だったのでご報告させていただきます。
 10月のことでした、帝王切開で出産後10ヶ月になる患者さんが、ひどい腰痛で治療している時のことです。仰臥位から伏臥位の体位変換の時の強い痛みがあり、パトリックテストでは全く足を組むことが出来ない。圧痛や痛みは右腰部にありました。
 そこで少しでも症状を取ってから全体治療をと思い、肝経や胆経を考えて治療を始めました。
 肝経の右行間に鍼をした瞬間、患者は「目に響いて左目が明るくなった」と言ったのです。私はふと「肝は目」と思い、「これはもしかして!と、吉川先生の言われる「眼の治療のツボ」のことが頭に浮かびました。そこで、腰痛の治療はさておいて、「目の治療法」をやってみることにしました。先ず、眼の周囲の圧痛等を調べました。

  1. 瞳子髎に圧痛(+)、主に左側の圧痛が強い。
  2. 晴明から鼻翼(迎香)にかけて、左側がはれぼったく違和感がある。
  3. 四白に痛みはないが違和感がある。
ということでした。症状はいずれも左側に強いということでした。
そこで鍼をすることにしました。ここでの方法は、 1寸1番鍼の鍼を使い、鍼は皮膚において捻鍼を約10秒程するというものです。
 症状は左側に強かったのですが、鍼は両側にやってみました。
  1. 瞳子髎の症状に対して、
    1. 右光明に鍼 左目外側に響き、目の外側のまぶたが開くように感じ、目が明るくなった。
      右合谷に鍼 更に左目が明るくなった。
    2. 左光明に鍼 右目外側に響き、目の外側のまぶたが開くように感じ目が明るくなった。
      左合谷に鍼 更に右目が明るくなった。
  2. 晴明から迎香にかけてのはれぼったい感じと違和感に対して、ここでは至陰から通谷へ何点か取り、鍼をした。
    1. 至陰では下腹部に響いて、お腹が楽になった。
    2. 至陰と通谷の中間点では、鼻の詰まっているのが抜けて楽になった。
    3. 通谷では、目の内側のまぶたが開くような感じで明るくなった。ここでは右通谷では左目に、左通谷では右目に響いた。
  3. 四白の違和感に対して。
    1. 右内庭に鍼 左目が明るくなり、更に左の鼻の通りが良くなった。
    2. 左内庭に鍼 右目が明るくなり、更に右の鼻の通りが良くなった。
10月は5回ほど続けてやり、初日は以上のような反応がはっきり現れましたが、回を重ねる毎に、やや反応は弱くなっていくようでした。しかし、このようにはっきりと鍼の刺激の伝わりを自覚できる患者さんに出会ったのは初めてでした。(腰痛も治ったとのこと)
 このことがあってから、経絡、経穴への期待と信頼が大きくなりました。以来、益々、経穴の位置や働き、経絡の流注など基礎の基礎からの勉強に精を出しております。
 今年も夏には研修させてください。準備・計画しておりますのでよろしくお願い致します。

2010年2月10日
栃木県鹿沼市
中島 健太


その11

 ■半年間の研修を終えて
 まだ雪が残る3月末に、三重から半年の長期研修のためやってきました。
 去年は短期研修で7月・11月と来ましたが、今回は長期なので、以前とは違う緊張感がありました。
 以前は、先生の治療を色々と見学するだけだったので余裕がありました。しかし、今回は長期研修ということで事務と治療が加わり、とても忙しくもあり、楽しくもありました。去年出会った患者さんが「また来たの」とおっしゃってくださるのが嬉しくて、ついつい喋りすぎてしまったように思います。
 そしてこの半年間はとても大きなものを得たと感じます。たくさんのことを学びました。
初めての勉強会では発表もさせていただきました。勉強会までに色々と調べて、原稿を作るなど、すべてが初めてのことばかり。どのように書くのか全くわからない中、たくさんのことを教えていただきました。発表をしておられる他の皆さんを見て、もっと勉強をしなくてはいけないと思わされることが多々あり、大いに成長させられました。三重県の実家で行っている刺絡も治療に活かすことができてよかったです。
 先生の治療を学びつつ、自分の持っているものを患者さんの為に活用でき、そして「とても良くなった。」と言われたときの喜び。もっとがんばろうと思いました。その分お別れの時はとても寂しかったです。皆さんのお心遣いにはとても心打たれました。
 先生に学んだ治療の成果をまとめた本を隣の印刷会社で作ることができたことも嬉しいことでした。今まで短期研修にくるたびに1冊また1冊と手書きで『原ノート』というものを作ってきました。先生から学んだことを事細かく書き記し、勉強が足りないことを治療中に確認できるようにしていました。この長期研修の機会にノートをまとめて本にしようと思いたちました。代表にもアドバイスをいただいて、多くの人が見ることができるような本にすることができたのは嬉しい限りです。
 先生の治療は日々進歩しておられます。
 私自身も日々勉強し、進歩したいと思います。そのために年に1回は短期になりますが勉強に伺いたいと思います。
 来年がとても楽しみです。

2009年12月7日
三重県津市
原 真実


その10

 ■先々月の8月24日より、3日間の研修に参加させて頂きました。
 お忙しい中迎えて下さり、大変お世話になりました。
 短い研修期間ではありましたが充実した臨床現場をみさせて頂き、吉川先生が行っている陰陽太極鍼法の確実な効果に私は今も感動が続いています。
 吉川先生の治療は身体に対し、余分な刺激は全くなくて、無駄のない美しい治療であることに、経験の浅い私にも解りました。
 数カ所あった痛みや緊張、硬結は、入念な触診の下に選穴された部に接触するだけで一瞬にしてすべて消失しバランスが整われて大変驚きました。
 私は研修を終えて東京に戻ってからも、この驚きと感動とともに治療に当たっています。
 先生がおっしゃっていたように、腰痛や坐骨神経に痛みがある患者さんの多くは胃の背部兪穴に何らかの反応が出ていて、その部位に接触することで、施術前にあった殿筋や膝窩周りの疼痛が消失し、腰や下肢後面の症状が落ち着き、いい状態に変化することが多いいです。それを研修から戻った普段の治療において実感しています。
 本当にたくさんの大事なことを教えて下さり、ありがとうございました。
 又、時間を作って帯広に行き、研修を受けたいと思います。
 そちら帯広も季節が変わり寒さが厳しくなる頃だと思います。皆様ご自愛下さいませ。

2009年10月18日
東京 目白鍼灸院
津田 美奈子


その9

■研修の感想

 先日は、お忙しい中私達を研修させていただきありがとうございました。半日の研修でしたが、たくさんのことを学べ驚きもたくさんありました。
 早速、恵庭の治療院に帰院してから、坐骨神経や腰痛の患者さんに臀部の圧痛をみて胃兪などに鍼をしたり、ふくらはぎの圧痛をみて手足の方へ経絡を少し変えて、鍼をしてみた所今まで経絡や局所にしても大きな変化がなかった方が少し結果がよくなり喜んでいただき、私自身もすごく嬉しかったです。
 研修させていただいたことを思い返し、できることから始めようと決意して治療しましたら患者さんも喜んでくださりました。研修させていただいたことに感謝いたします。
 北海道の学術大会でも吉川先生の治療に感動し、またメモをたくさん取ったプリントもありますが、臨床に出てからみる治療はまた違った角度からみられて、吸収できました。
 患者さんの様子を見ても、帰りは『顔』が明るくなっていたり嬉しそうに帰られる様子を見て、こういう治療をしなきゃいけない、そして、「自分はこういう治療をするんだ」、「してるんだ」という信念を強く持ち、患者さんや周りの方へ伝えていくことが大切なんだと感じました。
 吉川先生のところでの研修を終えてから話す言葉が変わりました。今まで「鍼灸師」として、どう伝えていくか「師」となる鍼灸の先生がいなかったこともあり、本当に伝える言葉「鍼」ということの伝え方が少し解りました。少しずつ患者さんとのコミュニケーションが変わりました。
 私も治療の一部をしていただき、次の日からだが楽になりました。ぐっすり眠れ2〜3日すごく調子がよく、仕事をしながら感じていた疲れも結果が見える治療ができたからか、疲れ方が変わりました。本当に楽しく仕事ができています。
 もっと先生の治療や治療スタイルなど研修でみたいと感じています。たくさんの引き出しを持って治療し、もっともっとたくさんの患者さんの笑顔が見える治療と、それを伝える信念を強く持ち高めていきたいので、帯広へ数日行けるように時間を見つけ、また研修させていただきたいと思います。宜しくお願いします。
 本当にありがとうございました。

恵庭市 鍼灸師  及川 真澄


その8

■二回目の研修

 私の他に三名という忙しい合間を縫って、丁寧にご指導いただき、本当にありがとうございました。おかげさまで目標に向かって再び、エネルギーをいただくことができました。
(一).  患者さんの「感覚を」大事にして
    「どこが一番感じましたか?」、上肢、下肢の皮膚感覚を調べ終わると、そう尋ねて、まずそのツボに鍼を貼ります。この最初の鍼で、身体が大きく変化し、その後の治療がスムーズに流れていくように私には、見えました。
 また、鍼を貼る方向も、患者さんに皮膚感覚を良く尋ねながら決めていきます。鍼を貼っておく時間も皮膚感覚の変化を患者さんに尋ねて、鍼を取ります。
 実際に治療する上で、これらのことが、ものすごく役に立ちました。
 「百聞は一見に如かず」です。
(二).  患者さんが納得するまで
患者さんの中には、なかなか症状が取れないと訴える方がいました。先生は、その訴える症状がなくなるまで、患者さんが納得するまで、どんなに時間がかかっても、患者さんと格闘して治療していました。このことが患者さんに信頼されていることなんだと実感しました。
(三).  勉強と工夫
 昨年と比べて、治療法は複雑になったように思いました。一つのツボで効果の範囲を広げたり、ツボの選択や鍼の方向も自在に変えていました。
 私には十分には理解できませんでしたが、先生の言葉の端々に出てくる『素問』や『霊枢』をはじめ、様々な勉強を積んでいくことが大事だと実感しました。
また今回は、耳穴治療や刺絡をよく見せていただきました。大きな成果となりました。
階段を一歩一歩昇りながら、目標を積み重ねてゆこうと思っています。

平成21年9月8日
中島 健太


その7

 ■昨年9月の、初めての研修では本当にお世話になりました。
 おかげさまで、この1年は目標をもって、勉強に治療活動に、取り組むことができました。
 30年余、鍼灸への目標も持たずに過ぎてしまったことを思えば、この一年は、十年にも値すると自負しております。今年も宜しくご指導お願い申し上げます。
〈この一年〉
(一). ボランティア活動
春や秋は各地で、イベントやスポーツ大会があります。鍼灸師会では、普及活動の一環として、「鍼灸体験コーナー」を設けて、参加します。私はそこに、積極的に参加し、研修で習ったことを、試みました。
 (二). 学習活動
古典を始め、鍼灸に関する勉強を、早朝学習で一年間、ずっと続けて参りました。少しずつ、力のついていることを実感しております。
 (三). 治療活動
 治療活動では、吉川先生の「マニュアル」を頭に描きながら、いろいろ試し実践してきました。「王穴」、「神経痛などでの背兪穴の効果」、「下合穴の治験」「陰陽交叉や子午の体験」など、学んだことが、実際の中で試され、治療効果に繋がりました。
 ごく最近では、こんな体験をしました。五十代後半の男性ですが、「ゴルフをやっていて、途中左下肢が痛くなり、ゴルフができなくなってしまった。」といって翌日、足を引きずりながら来院しました。ベッドに休んでもらって、左下肢の状態を調べました。膝を曲げたときに強い痛みを訴えました。そこで、取りあえず、右肘にと思って、右肘を調べようとしたら、「左官をやっているので、右肘はいつも痛い。」と言い出し、曲げるのが辛いということでした。それでもかまわず、「尺膚の経脈の皮膚感覚」を調べ鍼を貼り、左下肢の屈曲を調べました。痛みは多少あるも、膝の屈曲はスムーズにできるようになりました。その後。マニュアルに従い、募穴や兪穴、首周六合、腓腹筋の把握痛などを調べ治療し、温灸をしました。左下肢の状態は改善し、同時に右肘もすっかり良くなってしまいました。
 (四). 今回の研修の目標
 脈診、腹診、舌診、あるいは首周六合や腓腹筋の把握痛、経脈の皮膚感覚などが、身体の異常(病気)と、どのように繋がっているのかと、良く理解したい。「痛みを取ったり、動きが改善したり、気持ちが良くなったり」といった来院時の訴えが改善できても、「身体の中がどうなっているのか、どうして、そうなったか、これから今日の治療でどうなっていくのか」などが、よくわかりません。
 従って、今回も診断について、もっともっと勉強したいと思っております。
 診断や治療をしながら、患者さんにいろいろ説明している様子を、昨年とは又違った感覚で見学できればと思っております。

平成21年8月
中島 健太


その6

■5月の短期研修では本当にお世話になりました。時間の都合上3日間という限られた中で、私の些細な質問にも親切丁寧に教えていただき大変勉強になりました。特に体表へのアプローチについて詳しくききたかったので、直に教えていただいて北海道まで行ってよかったと思います。鍼を刺さずに置くだけで身体の反応ががらっと変わること、ひとつひとつの反応・症状に対して患者さんに問いかけながら改善していく治療法がとてもすばらしいと思いました。あっというまに時間が過ぎてしまい大阪まで帰ってきたのですが、教えていただいたことを身につけるべく日々研鑽するしかないと感じています。スタッフの原さんと木村さんにもいろいろなことをアドバイスいただきありがとうございました。とにかく基本が大切だと思いますので反復し、自分の考えを練り、工夫していきます。これから様々な勉強と経験をしていくなかで、今回の研修は自分にとって大きな糧となると思います。このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。
平成21年6月1日
大阪府 竹本 友重(鍼灸師)


その5

■研修三ヶ月後のお便り

 9月の研修では、大変お世話になりました。思いきって、研修させていただいたことで、私の鍼灸人生は大きな転機となりました。
 鍼治療では、自信をもって、そして、いろいろ工夫しながらできるようになりました。
 「70才までには!」と心に決めて、実践に、勉強に、毎日取り組んでおります。
 まず勉強ですが、「意釈黄帝素問・霊枢・難経」を読み、ここだと思うところは書き写しております。「下合穴」や「頚部六合」なども見つけました。古典が読んでいて楽しくなって来ました。
 治療は、先生から教えていただいた方法でいろいろ試みております。
 患者さんによっては、1時間以上かけて、全行程を実施。あるいは、陰陽交叉や子午を試みる。鍼を貼って、兪穴や募穴・頚部六合の反応を確かめる。鍼を貼って、逆の反応を経験したりしておりますが、見事に改善した時などは、うれしくなります。
実は、「温灸(棒灸)などは」と思っていたのですが、これが意外と効果をあげ、患者さんにも好評なのには驚いております。
まだ症例報告とはいきませんが、わずか3ヶ月ということを考えると、すごい進歩だと思っています。
「またチャンスをつくって、研修できれば!」と、期待しているところです。ほんとうにありがとうございました。

平成20年12月4日
中島 健太


その4

■今回研修を受けさせていただいて、いろいろと勉強になりました。北海道まで行って本当に得るものがあるのか正直不安な気持ちもありましたが、行ってよかったと思える研修でした。その中でも特に印象に残ったことをいくつか振り返ってみたいと思います。

丁寧なこと
 最初に驚いたのは、先生が患者さんに反応を聞きながら治療を進めていることでした。そして、その反応を確かめながら一穴ずつ治療を進め、最後には症状がよくなってしまう。まるで病気を丁寧に追い詰めていくような治療がとても印象的でした。先生が謙虚に患者さんを観察している姿には、テクニック以前の物事に対する姿勢が大切なことを思い知らされました。

進化していること
 次に驚いたのはまだまだ治療が進化し続けていることでした。たまたま以前の置鍼方法をみる機会がありましたが、現在とかなり違っているのでびっくり。さらに現在の方法だと明らかに効果がよいのにまたびっくりさせられました。正直これほどの違いがあることや、そのような違いに気づく観察眼、検証し実践に使っていく探究心はとても印象に残りました。

オープンなこと
 患者さんの反応やそれに対する治療も見せていただいているので、どのような反応にどのように治療しているのかを全て見せていただくことができました。神業を遠くから拝見する様なものとは違って全てオープンにしていただける研修なので、臨床経験の浅い私には大変ためになりました。

2008年11月
北陸 医師


その3

■この度はお忙しいにもかかわらず、時間を惜しまず、「いろは」から教えてくださり、本当にありがとうございました。
 この一週間は、私にとって誠に充実した一週間となりました。
 お年寄りから子供さん、男の人女の人、そして様々な疾患の患者さんを休む間もなく治療。まったく疲れを知らないように、右に左に、患者さん、職員、そして我々に、ひっきりなしに話しかけ動き回っている先生の姿には、本当に感心しました。
 一つの鍼を置くだけで痛みなどの症状が消えてゆくのを「すごいね、すごいね」と感激し、新鮮な気持ちで喜んでおられるのには、本当に驚きました。
 そして、先生のご主人をはじめ、鍼灸師の小野里さん、横井さんには、とても親切にしていただき、感謝しております。医師のH先生とは一緒に研修できたこと、大変助かりました。本当にありがとうございました。

(一) 「そこ!そこです」
まだ話もよくできない子供さんが、「そこ、そこ」と指で鍼を置くところを指摘する。「今日は鍼はいや、ローラー」などとも言う。それで眼が良くなっていく。付き添いのお母さんは、「この頃、眼に困っていないようです」と言っていた。患者さんは皆よく「ツボ」の名前を知っていて先生が「この辺りかな、この辺かな」と尋ねていると、「もうちょっと先かな、公孫かな」とか、「指の股のところ、行間かな」とか指摘する。先生と患者さんとの、こんな会話は初めてです。

(二) 「ほら、皮膚がしまって、ツヤツヤしてきたでしょう」
 背中が湿っぽい患者さんに、「皮膚が弱って汗腺が開いて、水っぽくなるのよ」といって、膀胱経の崑崙に鍼を置いた。「ほら、膀胱経を治療すると、皮膚がしまって、水っぽさがなくなり、皮膚がツヤツヤしてきましたよ」。また、心兪が力なくへこんでいた患者さんには「ほら、ここがへこんでいるのよ、心兪ね、『心(こころ)』の使い過ぎね」と、何気なく話す。
 もっともっと先生のそばで、治療されながら話されている言葉を聞いていたいと思いました。

(三) 「すっかりとれました」
 左心兪に鍼を置いて、右の心兪、肝兪、胆兪、大腸兪など、圧痛を調べて、「どうですか」と尋ねると、「上の方がまだちょっと」。先生は鍼をちょっとずらして「どうですか」と心兪附近を押します。「まだちょっと」。そこで更にちょっとずらします。こんなことを繰り返して、「どうですか」と尋ねて、「すっかりとれました。」と言ってくれるまで、鍼の位置をわずか1ミリでも妥協しない。
 私は「ツボは正確なのよね」という先生の言葉の意味がわかりました。

(四) 「これから勉強です」
 先生は「臓腑の働き」をしっかり勉強しなきゃね」と教えてくださりました。また、「陰陽」の見方考え方をしっかり確立しなければならないことを教えてくれました。
 65歳、ちょっと遅すぎるとは思いますが初めて鍼灸のすばらしさと、勉強の道筋が見えたような気がしております。  本当に、ありがとうございました。

平成20年9月14日(日)
中島 健太


その2
■たった1週間の研修でしたが、吉川先生の間近でいろいろ教えていただきながら、治療を見学できるこんな経験はなかなかできるものではないと思いました。
まず、それを積極的に受け入れてくださる吉川先生の姿勢に感動しました。
 私は今回の研修で一番勉強になったことはそういった吉川先生の鍼灸に対する思いや治療に対する情熱や自信、姿勢などです。もちろん接触鍼でこんなに効果をだせるのかとか経絡治療と中医学をうまく組み合わせて私の及びもつかない考えで選穴されて的確にしかも早く機敏に治療をこなしてゆくなど技術的なことでの感動もたくさんありました。  とにかく先生の治療を拝見させていただいて、私のやりたかったのはこういう治療だ!理想の治療法だ!とおもいました。
いままで鍼灸に対してなにかモヤモヤがあったのですがそれが、すっきりした感じがします。ほんとうに感謝しています!すこしでも多くの経験を積んで技術的にも、いち鍼灸師としても少しでも 吉川先生に近づけるよう努力してゆきたいと思います。
本当に貴重な1週間で わざわざ北海道に行った甲斐はありました。ありがとうございました。
(東京都 Oさんより)


その1
■研修中は、吉川先生の素晴らしい治療に圧倒されて毎日が感動的でした。
何年分にも値するような充実した研修でした。後半の研修では、地元の患者さんたちの顔が次々に浮かんできました。治療に行き詰まっている症状にあれもこれ も、きっと役立つはず、と。それと同時に不安もありました。先生の治療をといれたとしても,果たして私の未熟な治療で、どこまでできるだろう。
まったく効かなかったらどうしよう?期待と不安が入り混じった気持ちで自分の治療院に戻りました。
 長いお休みをとった私を患者さんたちは待っていてくださいました。
吉川先生の治療をすべて一度に取り入れることは到底無理なので、
まずは1週間ごとに目標をたて自分なりに実践していくしかない、と思いました。


* 1週間目 一番の圧痛点の効果的な遠位穴を探してみる

  東方鍼灸院では陰陽太極鍼法、巨刺、子午、経絡の要穴・・・などの理論を駆使して痛みをとっていました。患者さんにもインパクトがあり、局所治療にはない効果が得られていました。経絡のポスターの前でしばしば考え込みながらの悪戦苦闘でした。

は じめは圧痛をとった時と、刺針後に押す指のちからを同じにするのがためらうほど緊張しました。でも、そんな不安は吹き飛ぶほどの効果がありました。残念な がら全員にではなかったのですが、数年来、治療を続けている患者さんばかりです。いままでの局所治療との違いを肌で感じ取って下さったようで、大喜びで報 告してくれました。
顔面神経麻痺の後遺症による顔のこわばりには、足の「内庭」が、ききました。
右足首の圧痛とむくみには左手首の「陽谷」がききました。
目の疲れや涙目には、胆経のツボが効きました。
皆さん、こちらから聞かなくても、このつぼがいい、今のが効いた、など、はっきりと口に出してくださったのにはほんとうに驚きました。


* 2週間目 腹診をする。

今までは、特に腹部の症状がなければ募穴の反応は見ていませんでした.でも
全身の状態を見るのに、大切なのだと研修で実感しました。慢性疲労とか、特に痛みがない症状の時には、実際治療に行き詰まってしまっていたのですが、お腹を見ることで糸口がつかめるのだと思いました。
そして、実際、さまざまな反応が現れるし、経絡を治療することで、こんなに変化がある!症状も変わる!ということを、いまさらながら驚きました。 

* 3週間目 刺さない鍼をしてみる

この2週間、一度で効かないときは、同じ場所に刺しなおしたり、1ミリずらして刺してみたり、もう片方に刺してみたり。刺激を増やす方法で効かせようとしていました。
1つののツボに何度もチャレンジして、やっと成功ということも沢山ありました。
普通に針管で刺しても効果がなかった時に、今度は刺さずに固定してみました。
刺激は弱くなったはずなのに、そのほうが効果があったことが何度もありました。
固定をするので私のように刺針に自信がなくても、取り入れることができます。浅い鍼のほうが効く、というのは実際にはじめて自分で体験してみて本当に不思議だけど、事実なんだなあと思います。

この3週間の取り組みは、研修で見てきたことのほんの何十分の一にもならない発見ですが、見聞きしてきたことを実践できた貴重な経験となりました。鍼灸の経絡の魅力は、私のように小さな治療院の小さなベットの上にも、ちゃんとありました。
そのことがうれしくてたまりません。
今はやっと、鍼灸の世界の入り口に立ったところです.これから、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんありますが、宝探しのように「きっと、もっ と効くツボがあるはず!」と、言う気持ちであきらめずに治療に取り組むことができるようになりました。東方鍼灸院、吉川先生に心から感謝申し上げます。
(北海道 Kさんより)





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