1997年11月世界鍼灸学会創立十周年記念学術大会(北京)
1997年  第46回 全日本鍼灸学会学術大会(東京大会)
実技シンポジウム〔6月8日(日)13:10 〜16:10 〕資料


兪穴・募穴を用いた膝関節疾患の治療

(北海道地方会)  解説 吉川 正子
           実技 須藤 隆昭

はじめに
  膝関節疾患に対する鍼灸治療は、局所・圧痛点治療、あるいは経絡による遠隔取穴法等が一般的である。私たちは、日本の伝統的な経絡治療に中医学の弁証論治を取り入れ、膝関節疾患の病態を分析し、治療法として特に兪穴・募穴を用いることにより、確実な効果を得ているので報告する。

分類と方法
  ◎膝関節疾患の弁証分型は、外因性の痺症[風(行痺)、寒(痛痺)、湿(着痺)、熱(熱痺)]と、内因性の気血両虚、E血、痰濁などがあり、それぞれの証により鍼か灸、補か瀉、置鍼の可否などの選択を行う。その弁証を参考までに表にまとめた。